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3.292017
埼玉県上尾市54歳女性
Q. いわゆる「顎関節症」に類する症状で困っています。
顎の違和感を解消しようとして、おかしな力の入れ方をする癖があります。これが原因だろうと考えています。
この癖は若いころからで、顎の痛みには繰り返し悩まされてきました。
軽微な時期、ほとんど無い時期も有るのですが、ここ数ヶ月はかなり悪い状態です。
力を入れなければいいのだと思うのですが、どうしても自分の意思で止めることができません。
こういう症状について、貴院で治療していただくことは可能でしょうか。
A. さいたま歯科口腔外科クリニック 院長の吉野正裕です。
ご相談のメールありがとうございます。
顎関節症治療の第一選択としては、アゴの関節を安静にすることです。
最も有効なのは、日中に無意識に行っていると考えられる、”くいしばり”について気づいていただき、その都度、上の歯と下の歯を離す、ということを繰り返すことが重要です。
ストレスがたまっている時期や、力仕事が続いている時期は、アゴの違和感が強くなります。
以前は、筋弛緩薬(きんしかんやく)を処方して筋肉の緊張を和らげるという治療方法もありましたが、現在、当院では行っておりません。
まずは、どのようにしたら、アゴの関節を休ませられるかを考えて生活を送っていただくとよいのではないかと思います。
お大事になさってください。
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