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6.212016
さいたま市35歳男性
母の顎関節症についての相談です。
母は認知症で右の上の奥歯を治療した際に抵抗や拒否があり、神経の治療はしたのですが最後に型をとっかぶせものをする予定が母のそれまでの拒否や抵抗(椅子から飛び出して逃げたりする)があってかぶせものは作らずに蓋をして終わりになってしまいました。
そのせいかだいぶ前から口を開けると時折パキパキと音がします。痛くはないようなのですが周りはともかく本人が嫌がって食事が止まります。
整形で見てもらったところ割り箸を噛む方法を教えられましたがいざやらせてみると理解できず、やってみせても割り箸をみて割って使おうとします。違うよ と注意されると何がおかしいのかわからないので怒ります。
マウスピースも意味がわからない、おぼえてられない、違和感がある などですぐに外してしまうと思います。
一体どうすればよいのでしょうか?
さいたま歯科口腔外科クリニック 院長の吉野正裕です。
ご相談のメールありがとうございます。
診察してみなければ、現状を把握しかねますが、痛みの訴えがないのであれば軽度の顎関節症ということが推察されます。
認知症ということで、なかなか思うような関節訓練・安静にすることは困難かと思います。
まずは、しばらく食事を柔らかめのものにしたり、口を大きく開けないようにし、アゴの関節を安静にすることを心がけてみてはいかがでしょうか?
よろしければ診察にいらしてください。
お大事になさってください。
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