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8.222015
埼玉県さいたま市 52歳 女性
親知らずについて悩んでいます。
去年あるクリニックで下の親知らずを抜歯した時に、麻酔をしたにもかかわらず、とても痛みがありました。
反対側にもまだ親知らずがありますが、恐怖で抜歯に踏み切れない気持ちでいます。
術後も顎が何週間も痺れ痛みが続きました。
恐怖と手術中の痛みは、我慢するしかないのでしょうか
いい歳してお恥ずかしい内容ですが、切実に悩んでおります。
因みに親知らずは下の列、横に生えており少し歯茎から出ております。
返答を下さる場合は、電話よりメールがありがたく存じます。
勝手を言って、申し訳ございません。
さいたま歯科口腔外科クリニック、院長の吉野正裕です。
ご相談のメールありがとうございます。
親知らずの抜歯は、麻酔が効きづらい患者様がいます。
その原因として、
親知らずの周囲の歯茎が炎症を起こしている、
歯の中にある神経自体が、炎症を起こしている、
歯の根っこが顎骨の中にある神経と接触している、
といったことが挙げられます。
あるいは、親知らずの周りの骨を削る際の振動や、
歯が抜ける際のミシミシといった力のかかる感覚が痛みとして感じる方もいらっしゃいます。
当院では、親知らずの抜歯の際に伝達麻酔という方法を用い、
広範囲に麻酔をしっかり効かせてから、処置を行っております。
また歯肉に炎症がある場合は炎症を落ち着かせてから抜歯を行います。
ですが、どうしても恐怖心が強い場合は、静脈鎮静法を用いて、
リラックスする薬を使用しながら処置を行うこともできます。
レントゲンを診てみないと、診断・治療方針をお答えするのは難しいので、
よろしければ一度診察にいらしてください。
お大事になさってください。
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