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3.292017
さいたま市36歳女性
Q. 両下顎の水平or斜めに生えている完全埋伏智歯について相談させてください。
先日、右下顎の第二大臼歯がかけてしまい、定期的に受診している歯科に受診したところ、親知らずが影響しているためであろうとのことで、大学病院の口腔外科に紹介状を書いていただきました。
しかし、口腔外科を受診しましたが、埋伏している親知らずの近くに神経が通っているため、抜歯するとしたら入院して全身麻酔下で抜歯することになるが、下顎の麻痺が残る可能性が高いとのことでした(ちなみにまだCTは撮っていません)。
そのため元の歯科医院と再度相談しているのですが、左は無症状のためそのまま温存しようと思うのですが、右が一度炎症を起こしてしまい腫れと膿は引いたもののフロスで掃除をすると臭いがあり、何らかの処置をしたほうが良いのでは・・・となりました。
選択肢としては、
1.右下の親知らずを抜歯する
2.右下の第二大臼歯を抜歯し、親知らずが生えるようにする。
3.第二大臼歯だけを治療し、親知らずも温存する
ということでした。
しかし、正直どうしていいものかわからずかなり困惑しています。
色々調べていたところこのHPを見て、何かアドバイスをしていただけたらと思い、藁をもつかむ思いでメールを差し上げました。
どうぞよろしくお願いいたします。
A. さいたま歯科口腔外科クリニック 院長の吉野正裕です。
ご相談のメールありがとうございます。
レントゲン撮影を行い、得られた画像から、親知らずと神経が近いようでしたら、CTにて画像検査を追加させていただきます。(当院はCTを導入しております)
CTを見て、局所麻酔でも行えるような状況と診断できたら、当院で親知らずの抜歯を行います。
ただし、抜歯することによって、術後、下唇の麻痺が残存してしまうリスクが高い場合は、ご指摘のように全身麻酔での抜歯を考慮された方が良いかと考えます。
診察してみなければ、第二大臼歯の状況についてはお答えするのは難しいです。
よろしければ一度診察にいらしてください。
お大事になさってください。
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